学名 | Gananga odorata |
科名 | バンレイシ科 Gananga属 |
抽出部位 | 花 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | 酢酸ゲラニル 5〜15% 酢酸ベンジル 5〜10% 安息香酸ベンジル 5〜10% ゲルマクレンD 15〜30% β-カリオフィレン 5〜15% α-ファルネセン 5〜15% リナロール 10〜15% パラグレゾールメチルエーテル 10〜20% |
主な作用 | 精神高揚、抗うつ、抗不安、抗けいれん、催淫、血圧降下、血流促進、加温、 抗炎症、抗菌、抗ウィルス |
注意事項 | 低血圧の方、敏感肌の方は注意が必要 |
ノート | ミドル |
ブレンドファクター | 2 |
相性の良い精油 | オレンジ・スウィート、クラリセージ、サンダルウッド、ジャスミン、 スペアミント、ネロリ、パチュリ、ベチパー、ベルガモット、マジョラム、 ラベンダー、ローズ、ローズウッド、 |
イランイランの特徴
イランイランは6〜10mほどに成長する常緑高木で、精油は花から抽出されます。
フィリピンのマニラ近郊からレユニオン島に伝わり、以後マダカスカル島やジャワ島、スマトラ島、コモロ諸島で栽培されています。
花は黄色で長細くカールして、垂れ下がる様にして咲き、裏側にインドールの分泌腺ができるのが特徴です。
精油のグレードは5段階に分かれており、エクストラ・スーペリア、ファースト、セカンド、サード、コンプリート、に分けられています。
なかでも抽出を始めて2時間以内に抽出されるものは、エクストラ・スーペリアと呼ばれ、最高品質とされています。
イランイランの効果効能
心への効能
イランイランは神経を強壮し、鎮静する働きがあるといわれています。
不安や緊張などで落ち着かない時に、心をリラックスさせて動悸を鎮めたり、気持ちを安定させるのに役立ちます。
パニック
イランイラン、ネロリ
体への効能
月経痛や筋肉痛がある時に、患部に塗布すると痛みの緩和に役立ちます。
またホルモンバランスを整えてくれると言われているので、生殖器系のトラブルや更年期障害のケアにもおすすめです。
生理痛
イランイラン、クラリセージ、ラベンダー
肌への効能
皮脂分泌調整作用があるといわれており、脂性肌と乾燥肌どちらの肌質のスキンケアにも使えます。
皮脂バランスをベストな状態に導き、肌のトラブルや老化の防止に役立ちます。
また頭皮や髪の毛のケアにも適しているので、ヘアオイルに加えて使用するのもおすすめです。
ヘアケア
キャリア:ココナッツオイル
イランイラン、スウィート・オレンジ、シダーウッド