学名 | Ocimum basilicum |
科名 | シソ科 Ocimum科 |
抽出部位 | 花 葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | (CTカビコール) メチルカビコール 85% 1,8-シネオール 2.25% t-β-オメシン 1.85% リナロール 1.75% メチルオイゲノール 1.5% テルピネン-4-オール 0.4% カンファー 0.3% (CTリナロール) リナロール 53.7% メチルカビコール 30% オイゲノール 4% 1,8-シネオール 4% テルピネン-4-オール 4% カンファー 0.85% t-β-オメシン 微量 |
主な作用 | 自律神経調整、頭脳明晰、抗けいれん、鎮痛、緩下、胆汁分泌促進、消化促進、抗炎症、うっ滞除去、抗菌、抗ウィルス、抗真菌 |
注意事項 | 妊娠中、授乳中は使用を避ける 高濃度で使用すると皮膚刺激があるので、注意する 使用過多は肝毒性があるので注意する 作用が強いので使用量に注意する |
ノート | トップ〜ミドル |
ブレンドファクター | 2 |
相性の良い精油 | ネロリ、フランキンセンス、レモン、ローズマリー |
スィートバジルの特徴
スィートバジルは草丈60cmほどに成長する1年草で、和名でメボウキと呼ばれています。
日本には江戸時代に中国から漢方薬として導入され、種子を水に浸したものを目のゴミ取りに使ったことから、メボウキと呼ばれるようになりました。
また約5000年以上前から栽培されている歴史があり、バジルの語源はギリシャ語で王を意味する、「basileus」に由来すると言われています。
イタリアや東南アジアの料理には欠かせないハーブで、約160種類以上の近縁種や変種があります。
バジルの精油は、香りの主成分がメチルカビコールとリナロールのものが代表的で、異なるケモタイプとして販売されています。
スィートバジルの効果効能
心への効能
CTメチルカビコールは、ノルアドレナリンと化学構造が似ているため、ストレスからくる自律神経の乱れを整える働きがあると言われています。
また頭脳明晰作用や、集中力や記憶力を高めてくれる働きもあると言われているので、仕事中や学習時に使用するのもおすすめです。
疲労回復
スィートバジルCTリナロール、コーンミント、ペッパー、ローズマリー
自律神経失調症
スイートバジルCTメチルカビコール、タラゴン、マジョラムスィート、マンダリン
体への効能
スィートバジルは、抗けいれん作用と消化促進作用に優れており、特に神経性の不調におすすめです。
神経性胃炎や、消化不良などの症状の緩和に役立ちます。
また筋肉弛緩作用や鎮痛作用にも優れていると言われているので、筋肉痛や関節の痛み、頭痛、生理痛などにも使われます。
作用が強いので、症状が出ている時に使用するか、間を開けて使用するようにしましょう。
吐き気
スィートバジルCTメチルカビコール、ペパーミント、レモン
筋肉痛
バジルCTリナロール、イランイラン、タラゴン、ラバンジン