学名 | Rosmarinus officinalis ct.verbenone |
科名 | シソ科 Rosmarinus属 |
抽出部位 | 花と葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | α-ピネン 25〜35% カンフェン 5〜15% ベルベノン 15〜20% カンファー 2〜10% 酢酸ボルニル 2〜10% 1,8-シネオール 5〜20% ボルネオール 〜10% β-カリオフィレン |
主な作用 | 自律神経調整、脂肪溶解、卵巣強壮、抗けいれん、去痰、粘液溶解、肝臓強壮、 胆汁分泌促進、心臓強壮、うっ血除去、駆風、皮膚組織活性、癒傷、瘢痕形成、 抗菌、抗ウィルス |
注意事項 | 高濃度で肌に使用しない 妊娠中、授乳中、てんかんの方、高血圧、乳幼児は避ける |
ノート | トップ |
ブレンドファクター | 2 |
相性の良い精油 | オレンジ、サイプレス、ゼラニウム、ティーツリー、フランキンセンス、 ユーカリ、ラベンダー、ローズ |
ローズマリー・ベルベノンの特徴
ローズマリーは1mほどに成長する常緑低木で、硬く細長い葉をたくさんつけます。
地中海地方原産なので、海のそばでもよく育つ塩害にも強い丈夫な植物です。
ローズマリー・ベルベノンは清涼感のある爽やかな香りで、ケトン類のベルベノンを含んでいるのが特徴です。
ローズマリーには代表的なケモタイプが4つあります。
成分や作用がそれぞれ異なりますので、学名の後に続くケモタイプ(ct.〜)を確認して、目的にあったものを購入するようにしましょう。
ローズマリー・ベルベノンの効果効能
心への効能
無気力な時や精神的に疲労してしまった時に、精神を刺激して元気を与えてくれます。
自律神経調整作用があると言われており、疲労を和らげ、精神を安定させるのに役立ちます。
体への効能
主要成分であるベルベノンには、肝臓の働きを強化すると言われているので、アルコールや薬を摂取して肝臓に負担がかかっているときにおすすめです。
精油をブレンドする際、肝毒性のあるフェノール系の精油を使用するときは、ローズマリー・ベルベノンを一緒に用いると相殺的に働きます。
脂肪溶解作用や鬱滞除去作用があると言われているので、むくみや静脈瘤、セルライトの除去などにも役立ちます。
肌への効能
皮膚組織を再生する作用があると言われているので、傷やあかぎれ、肌のハリの回復やシワの予防に利用できます。
また抗菌作用があるので、ニキビや吹き出物などの予防にも役立ちます。
ふけや脱毛にも効果があるので、ヘアケアにもおすすめです。
スキンケア:ローズマリー・ベルベノン、パチュリ、メリッサ
ヘアケア:ローズマリー・ベルベノン、イランイラン、クラリセージ