学名 | Rosmarinus officinalis ct.cineole |
科名 | シソ科 Rosmarinus属 |
抽出部位 | 花と葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | 1,8-シネオール 50〜60% α-ピネン 10〜20% カンファー 2〜10% ボルネオール β-カリオフィレン |
主な作用 | 頭脳明晰、記憶力・集中力強化、肝臓強壮、抗炎症、去痰、粘液溶解、抗カタル、 消化促進、抗菌、抗ウィルス、抗真菌 |
注意事項 | 妊娠中、授乳中、乳幼児、高血圧、てんかん、高齢者の方は注意が必要 |
ノート | トップ |
ブレンドファクター | 2 |
相性の良い精油 | オレンジ、グレープフルーツ、シダーウッド、ゼラニウム、タイム、ティーツリー、 ネロリ、フランキンセンス、マートル、ユーカリ、ラベンダー、レモン |
ローズマリー・シネオールの特徴
ローズマリーは1mほどに成長する常緑低木で、硬く細い葉をたくさんつけ、青い小さな花を咲かせます。
ローズマリーという名前は聖母マリアのバラを意味する「ローズ・オブ・マリア」に由来していると言われています。
一般的にローズマリーの精油として知られているのは、ローズマリー・シネオールのことで、1,8-シネオールが多く含まれているのが特徴です。
スッキリとした爽やかな香りで、リフレッシュに最適です。
ローズマリーには代表的なケモタイプが4つあります。
購入される際は、学名の後に書いてあるケモタイプ(ct.〜)を確認してから、目的にあったものを購入しましょう。
ローズマリー・シネオールの効果効能
心への効能
ローズマリーにはどのタイプにも共通して、精神を刺激して、脳を活性化させる働きがあると言われています。
やる気が起きない時や、落ち込んでいる時のリフレッシュに役立ちます。
また頭脳明晰作用があると言われており、記憶力、集中力を高めてくれるので、勉強するときにおすすめです。
体への効能
1,8-シネオールには、すぐれた去痰作用や粘液溶解作用があると言われています。
風邪をひいて鼻詰まりや喉の不快感がある時に使うと、症状を緩和するのに役立ちます。
血流を促進して、老廃物の排出を促してくれると言われているので、筋肉痛やリウマチ、神経痛、セルライトにも利用できます。
咳、喉の痛み:ローズマリー・シネオール、ベルガモット、ファー
筋肉痛:ローズマリー・シネオール、ラベンダー、マジョラム、ペパーミント
肌への効能
ローズマリーには強い収斂作用があると言われており、皮膚の引き締めに効果が期待できます。
特に脂性肌の方に有効で、ニキビや吹き出物の予防にも役立ちます。
脱毛やふけなどの予防できるので、ヘアケアもおすすめです。