学名 | Anthemis nobilis |
科名 | キク科 |
抽出部位 | 花 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | アンゲリカ酸イソブチル 30〜40% アンゲリカ酸イソアミル 15〜20% アンゲリカ酸メチル 5〜10% ピノカルボン 2〜15% ピノカンフォン 〜5% リモネン 〜5% α-ピネン 〜5% |
主な作用 | 鎮静、鎮痛、抗痙攣、血圧降下、胆汁分泌、駆風、消化促進、 抗アレルギー、抗炎症、鎮掻痒、抗菌、抗ウィルス |
注意事項 | 妊娠初期は避ける(通経作用があるため) |
ノート | ミドル |
ブレンドファクター | 1 |
相性の良い精油 | イランイラン、クラリセージ、ジャスミン、ネロリ、パルマローザ、ベルガモット、 マンダリン、メリッサ、ラベンダー、ローズ |
カモミール・ローマンの特徴
カモミール・ローマンは草丈30cm〜50cmほどの多年草で、直立茎で分岐し、毛があるのが特徴です。
カモミール・ジャーマンに比べると花は大きく、ハーブティーにすると苦味があります。
甘くて酸味のある香りが特徴的で、カモミールという言葉は、ギリシャ語の「カマイ・メロン」に由来していると言われています。
カモミール・ローマンの効果効能
心への効能
カモミール・ローマンの精油は、中枢神経への作用が高く、精神的な苦痛を鎮めてくれると言われています。
不安、緊張、怒り、恐怖などの感情を緩和する働きがあります。
鬱:カモミール・ローマン、マジョラムスイート、ラヴィンサラ、マンダリン
自律神経失調症:カモミール・ローマン、ラベンダー、ネロリ、タラゴン
体への効能
緊張による胃痛、腹痛、頭痛や、消化不良が原因の胃腸の不調を緩和してくれると言われています。
また歯痛や捻挫などの、急性の痛みを和らげることでも知られています。
女性の様々な症状にも効果があり、月経前や月経中の不快な症状を和らげ、月経周期を整えるのに役立ちます。
胃腸障害:カモミール・ローマン、ペパーミント、ローレル
肌への効能
アレルギー性皮膚炎やかゆみの緩和に役立ちます。
敏感肌の方や、老人や子供など幅広く使用できるので、日常的に使うスキンケア用品にも使えます。
一緒にブレンドするのにおすすめの精油
ラベンダー、ローズウッド、ローズマリー(シネオール、ベルベノン)
キャロットシード、ゼラニウム、オウシュウアカマツ、ぺパーミント、ティーツリー