学名 | Citrus aurantium |
科名 | みかん科 Citrus属 |
抽出部位 | 葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | 酢酸リナリル 40〜55% 酢酸ゲラニル 5% アンスラニル酸ジメチル 微量 リナロール 20〜30% α-テルピネオール 2〜10% β-ミルセン 〜5% リモネンβ-オシメン 〜5% β-ピネン 〜10% β-カリオフィレン 〜5% |
主な作用 | 鎮静、抗うつ、抗不安、自律神経調整、精神安定、神経強壮、血圧降下、 抗けいれん、皮膚組織活性、抗菌、抗ウィルス、癒傷、瘢痕形成 |
注意事項 | 特になし |
ノート | トップ |
ブレンドファクター | 3 |
相性の良い精油 | スウィート・オレンジ、イランイラン、クローブ、サンダルウッド、 シダーウッド、真正ラベンダー、スペアミント、ペパーミント、タイム、 パチュリ、ベチパー |
プチグレンの特徴
プチグレンは柑橘系の葉や枝から抽出される精油で、原料によりそれぞれ成分や特徴が異なります。
花の収穫が終わった後に、木を剪定して抽出が行われますが、蒸留後に精油が小さな粒のように浮いてくる様や、原料の果実が穀物の粒に似ていたことから[Petit (小さな)grain(穀物)]という名がついたといわれています。
一般的にはビターオレンジの葉から抽出される精油が有名でビガレードと呼ばれており、高品質です。
ビターオレンジの木は他にも、花からはネロリ、果皮からはビターオレンジの精油が抽出されます。
プチグレンの効果効能
心への効能
プチグレンの精油に多く含まれるリナロールは、中枢神経を抑制して、副交感神経の働きを高めてくれるといわれています。
緊張やプレッシャー、不安や心配事がある時に興奮を鎮めて、リラックスするのに役立ちます。
ストレス:芳香浴、吸入
プチグレン、フランキンセンス、ラベンダー
体への効能
プチグレンの精油に多く含まれるエステル類には、鎮痛、鎮静、抗けいれん作用があるといわれています。
胃痛や生理痛などの緩和や、喘息や気管支炎などのけいれん性の咳を鎮めるのに役立ちます。
凝った筋肉や筋肉のけいれんには湿布がおすすめです。
咳:芳香浴、吸入
プチグレン、ユーカリ(ラジアータ、クロブルス)、ラベンサラ、サイプレス
筋肉のけいれん
プチグレン、タイム、バジル、ラバンジン
肌への効能
皮膚組織の再生力を高めて、ニキビあとなどの傷跡を早く直してくれるといわれています。
特に脂性肌の方におすすめです。
シミ予防:キャリアオイル(ローズヒップオイル)
キャロットシード、ネロリ、ローズ