学名 | Mentha piperita |
科名 | シソ科 Mentha属 |
抽出部位 | 葉 花 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | ℓ-メントール 35〜50% 酢酸メンチル 5〜10% メントン 15〜30% 1,8-シネオール 5〜10% 微量↓ プレゴン リモネン メントフラン |
主な作用 | 神経強壮、頭脳明晰、体温調整、血圧上昇、肝臓強壮、健胃、駆風、鎮痛、局所麻酔、抗炎症、粘液溶解、抗菌、抗ウィルス、抗真菌 |
注意事項 | 皮膚刺激があるので、粘膜につかないように注意する 敏感肌の方は使用の際は注意する 妊娠中、高血圧、てんかんの方は使用を避ける 高濃度、広範囲で使用しない |
ノート | トップ |
ブレンドファクター | 1 |
相性の良い精油 | イランイラン、カルダモン、クラリセージ、グレープフルーツ、サイプレス、サンダルウッド、スウィート・オレンジ、ティーツリー、パチュリ、ユーカリプタス、レモン、レモングラス |
ペパーミントの特徴
ペパーミントは草丈30〜70cmに育つ多年草で、ヨーロッパの南部やアジアが原産と言われています。
数多くあるミントの中でもペパーミントはポピュラーな品種で、ウォーターミントとスペアミントを掛け合わせた交雑種です。
精油は清涼感の中に辛味のある香りが特徴的で、ほとんどが無色で、皮膚に付けると刺激があります。
生活の中でも用途が多く、常備しておきたい精油の一つです。
ペパーミントの効果効能
心への効能
スッキリとした香りは、リフレッシュ効果があると言われており、眠気や集中力の低下、乗り物酔い、時差ぼけなどに効果があると言われています。
ごく少量を使用すると、精神を鎮静させる効果があることも報告されています。
頭をクリアにして、冷静さや平常心を保ちたいときにおすすめです。
集中
ペパーミント、シダーウッド、レモン、レモングラス
乗り物酔い
ペパーミント、プチグレン、レモン
体への効能
消化器系の働きを整える効果があると言われており、吐き気、胃痛、消化不良、便秘などの症状の緩和に役立ちます。
また静脈やリンパの流れを促進してくれると言われているので、むくみや肩こり、筋肉痛などにも使用されます。
打撲や捻挫などには局所的に塗布して使用するのがおすすめです。
メンソール成分が多く含まれているので、適量を吸入する事により、咳や気管支炎、花粉症の症状の緩和にも効果があると言われています。
消化不良
ペパーミント、コリアンダー、マンダリン、シナモンカッシャ
ねんざ、打撲
ペパーミント、ヘリクリサム、ユーカリ・シトリオドラ
頭痛(こめかみに塗布)
ペパーミント、ラベンダー
肌への効能
ペパーミントの強い清涼感は、かゆみや痛みの緩和、炎症の軽減などに効果があると言われています。
また虫刺され、日焼けの後の火照りや痒みを和らげるのにも役立ちます。
皮膚を刺激する場合があるので、粘膜に付かないように注意し、少ない使用量を、よく希釈して使用する様にしましょう。