学名 | Cybopogon martini |
科名 | イネ科 Cybopogon属 |
抽出部位 | 葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | ゲラニオール 70〜80% リナロール 2〜5% ネロール 〜1% 酢酸ゲラニル 5〜10% 微量↓ シトロネロール リモネン β-ミルセン β-カリオフィレン γ-テルピネン |
主な作用 | 鎮痛、鎮静、神経強壮、抗不安、抗うつ、子宮収縮、皮膚細胞活性、収斂、皮膚弾力回復、抗炎症、瘢痕形成、抗菌、抗ウィルス、抗真菌、免疫強化、解熱 |
注意事項 | 妊娠中は使用を避ける |
ノート | トップ〜ミドル |
ブレンドファクター | 4 |
相性の良い精油 | イランイラン、コリアンダー、ジャスミン、ラベンダー、ゼラニウム、ホーリーフ、マンダリン、ローズ、ローズウッド |
パルマローザの特徴
パルマローザは1〜3mほどに成長するイネ科の多年草で、北インドやネパールなどの湿地帯に自生しています。
レモングラスやシトロネラと同じ科、属の植物で、この種はmotiaとsofiaという2種類の変種があります。
motia種はローズやゼラニウムなどに含まれるゲラニオールが主成分で、ローズの様な甘く優雅な香りがし、アロマセラピーによく使用されます。
パルマローザの効果効能
心への効能
パルマローザは鎮静作用と精神高揚作用を持ち合わせていると言われており、精神のバランスを整えるのにおすすめです。
心配事があるときや、ストレスを感じている時に気持ちを落ち着かせて、前向きになることを助けてくれます。
体への効能
抗炎症作用や鎮静作用があると言われており、泌尿器系や呼吸器系のトラブルに使用されます。
また抗菌作用や抗ウィルス作用があり、免疫の強化や刺激も期待できるので、疲れが原因で免疫が下がっている時や、病後の回復期などにも役立ちます。
気管支炎
パルマローザ、ユーカリラジアータ、ローズウッド
膀胱炎
パルマローザ、タナセタム、ティツリー、ローズウッド
肌への効能
皮膚に優しく、様々なスキンタイプの方のスキンケアに使用できます。
皮膚の細胞を活性化し、ハリや弾力を取り戻す効果があると言われおり、老化肌や乾燥肌、敏感肌の方におすすめです。
また優れた抗菌、抗真菌作用があると言われているので、ニキビ肌、皮膚炎、かゆみ、水虫、爪白癬などの症状の緩和も期待できます。
ヘアケアにも最適で、シャンプーやヘアトニックに加えて使用することで、フケや脱毛の予防に役立ちます。