高級なナッツとして、お土産などでいただく事もあるマカダミアナッツ。
マカダミアナッツから抽出されるオイルは、美容オイルとしても注目されています。
今回はマカダミアナッツオイルの効能や使い方をご紹介します。
マカダミアナッツオイルの特徴
マカダミアとは?
マカダミアは、ヤマモガシ科マカダミア属の樹高が6〜15mほどの常緑樹です。
成長して実をつけるまでに、およそ8年ほどかかります。
実が熟すと、外皮が弾け、世界一とも言われる硬い殻を持った種子が現れます。
殻の中の「仁」と言われる部分が、マカダミアナッツ。
マカダミアはオーストラリアのクイーンズランド州が原産地。
現在は南アフリカ、ケニア、ハワイ、ブラジルなどで栽培されていて、年々生産量が増えている植物です。
マカダミアナッツオイルの特徴
マカダミアナッツオイルは浸透性がよく、サラッとしていて軽い質感です。
わずかにナッツの香りがありますが、クセのない使いやすいオイルです。
約80%以上が一価不飽和脂肪酸類なので、安定性が良く、酸化しにくいので、保存の効く用途の広いオイルという特徴があります。
美容用のマカダミアナッツオイルは、未精製のものと、精製されているものがあります。
熱を加えず、低温圧搾法で抽出されたオイルがおすすめです。
マカダミアナッツオイルの成分
主な成分構成
含有量(%) | ||
飽和脂肪酸類 | ラウリン酸 | 0.1 |
ミリスチリン酸 | 0.6-1.6 | |
パルミチン酸 | 7.0-9.5 | |
ステアリン酸 | 2.0-5.5 | |
アラキン酸 | 1.5-3.0 | |
ベヘン酸 | <0.3 | |
モノ不飽和脂肪酸類 | パルミトレイン酸 | 18-25 |
オレイン酸 | 55-67 | |
エイコセン酸 | 最大2.5 | |
ポリ不飽和脂肪酸類 | リノール酸 | 1−3 |
リノレン酸 | 2 |
マカダミアナッツオイルは、稀に見るパルミトレイン酸の含有量が高いオイルです。
主成分がオレイン酸や、パルイトレイン酸などの、モノ不飽和脂肪酸を含有するトリアシルグリセロールで形成されています。
その他にもビタミンE、ビタミンB6、B2、B1、ミネラル類を含んでいます。
マカダミアナッツオイルの効能
浸透性が高い
マカダミアナッツオイルは浸透性が高く、素早く乾燥した肌を潤してくれます。
経皮吸収が容易なことから、バニシングオイル(消えてなくなるオイル)と言われていています。
肌の老化を防ぐ
マカダミアナッツオイルに含まれるパルミトレイン酸は、若い人の皮脂に多く含まれていて、加齢と共に濃度が減っていく成分です。
そのため、マカダミアナッツオイルは老化した肌に良いと言われています。
肌を柔らかく保つ
人間の皮脂にも含まれる、オレイン酸やパルミトレイン酸などの脂肪酸類の含有量が多いマカダミアナッツオイル。
肌の内側から保湿してくれて、肌を柔らかくしてくれます。
肌荒れを防ぐ
高い保湿力で、乾燥が原因の肌荒れや、炎症を起こしにくい肌に導きます。
またパルミトレイン酸が皮膚の修復を助けてくれます。
マカダミアナッツオイルの使い方
マッサージオイル
マカダミアナッツオイルはマッサージオイルに最適です。
サラっとして、ベタつくことがないのでキャリアオイルとして人気。
お好みの精油をブレンドして、マッサージすると、有効成分を素早く肌の内部に届けてくれます。
クレンジンング
しっかりとメイクをした時や、毛穴の汚れが気になったときにはマカダミアナッツでクレンジングするのがおすすめです。
クレンジングの後は、軽くコットンかティッシュなどでおさえて、洗顔すると肌がしっとりと潤うのでおすすめです。
フェイススキンケア
マカダミアナッツオイルは、日頃のスキンケアにもおすすめのオイルです。
化粧水の後に、保湿用のオイルとして使うと、肌にハリを与えてくれます。
ネイルやハンドケアに
マカダミアナッツオイルは、ベタつきにくいので、ハンドオイルやネイルオイルに使うのもおすすめです。
保湿効果の高いマカダミアナッツオイルは、乾燥が原因で起こる、あかぎれや炎症を防いでくれます。
おすすめのマカダミアナッツオイル
生活の木 有機マカダミアナッツオイル
低温圧搾法で抽出された、未精製のオイルです。
70mlでちょうど良いサイズです。
プラントオイル 有機マカデミアナッツオイル(70ml)【生活の木 プラントオイル】メドウズ マカダミアナッツオイル
低温圧搾法で抽出されたオーガニックのマカダミアナッツオイル。
精製されているオイルなのでフェイスケアに最適です。
イギリスのソイルアソシエーションのオーガニック認定を受けているオイルです。
メドウズ マカダミアナッツオイル50ml≪メール便不可≫【フェイスオイル 無添加 オーガニック】