学名 | Juniperus communis |
科名 | ヒノキ科 Juniperus属 |
抽出部位 | 果実 葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | α-ピネン 30〜80% β-ピネン 2〜5% サビネン 3〜35% リモネン 5〜10% β-カリオフィレン 2〜10% テルピネン-4-オール 微量 酢酸テルピニル 微量 酢酸ボルニル 微量 |
主な作用 | 精神安定、自律神経調整、うっ滞除去、利尿、抗炎症、収斂、鎮痛、抗けいれん、 鎮痛、強壮刺激、抗菌、抗ウィルス |
注意事項 | 重い腎臓疾患の方、妊婦の方は使用を避ける 皮膚刺激があるので、高濃度、長期間の使用は避ける |
ノート | トップ |
ブレンドファクター | 4 |
相性の良い精油 | イランイラン、オレンジ・スウィート、カルダモン、クローブ、グレープフルーツ、 サイプレス、シナモリーフ、真正ラベンダー、タイム、パチュリ、 フランキンセンス、ブラックペッパー、マジョラム、ラベンダー、レモン、ローズ |
ジュニパーの特徴
ジュニパーは樹高3〜10mの常緑樹で、和名ではセイヨウネズと呼ばれています。
小さく丸い果球という果実を実らせ、未熟な果実は緑色、2〜3年ほど経つと完熟して青黒色に変化します。
ジュニパーベリーは浄化作用が高く、ドイツやスカンジナビア地方では20日間にわたってこの実を食べて、冬に蓄積した老廃物を排泄し、浄化する習慣がありました。
熟した果実は洋酒のジンの香りづけに使われることでも知られています。
精油は原料が果実のみの「ジュニパーベリー」と、実と葉や小枝も一緒に蒸留された「ジュニパーブランチ」区別されており、ジュニパーベリーの方が価格がやや高めです。
ジュニパーの効果効能
心への効能
疲労やストレスが溜まり、イライラする時などに、気持ちを切り替えるのに役立ちます。
浄化のエネルギーがネガティヴな気持ちや気の澱みを浄化し、前向きに物事に取り組む活力を与えてくれます。
心身の浄化
ジュニパーベリー、ヒマラヤシダー、フランキンセンス
体への効能
解毒作用が高く、腎臓の働きを高めて、余分な水分や老廃物を排出してくれるといわれています。
静脈やリンパを刺激するので、むくみや冷え、関節炎やリュウマチ、肩こりなどの症状がある時に症状の緩和に役立ちます。
強い利尿作用があるといわれており、過剰に使用すると電解質のバランスを崩す可能性があるので、長期間の使用は避けましょう。
むくみ、冷え
キャリア:ホホバオイル
ジュニパーベリー、ゼラニウム、グレープフルーツ
肌への効能
特に脂性肌の方のスキンケアに最適です。
デオドランド作用に優れているので、汗をかく季節やスポーツの後のスキンケアにおすすめです。
体臭対策
キャリア:芳香蒸留水
サイプレス、ベルガモット、ジュニパー