学名 | Chamaecyparis obtusa |
科名 | ヒノキ科 Chamaecyparis |
抽出部位 | 心材(木部) 、葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | α-ピネン 5〜20% カジネン 15〜25% α-カジノール 5〜10% T-ムロロール 10〜15% 微量↓ α-テルピネオール 酢酸テルピネル ボルネオール |
主な作用 | 鎮静、疲労回復、血流促進、消臭、抗菌、抗真菌、抗ウィルス、昆虫忌避 |
注意事項 | 高濃度で使用すると、皮膚刺激があるので注意する |
ノート | (木部)ベース (葉) ミドル |
ブレンドファクター | (木部)1 (葉) 3 |
相性良い精油 | パイン、ヒバ、ブラックプルース、ベイロール、ベルガモット、ホーリーフCTリナロール、 |
ヒノキの特徴
ヒノキは樹高10〜30mに成長する針葉樹で、台湾と日本に生息しています。
日本では明治時代から栽培が始まり、日本各地で栽培されています。
台湾には近縁種の台湾ヒノキがありますが、1992年から伐採が禁止されています。
ヒノキは木目が美しく、害虫や湿気に強いことから、最高の建材として重要な建築物に使用されてきました。
また香りが良いことでも知られており、ヒノキの精油は防臭効果やカビの繁殖を防ぐ効果に優れており、住居の掃除用として常備しておくと重宝します。
ヒノキの効果効能
心への効能
ヒノキは神経を鎮静させる作用と、強壮する作用持つ芳香成分をバランスよく含んでおり、リフレッシュにもリラックスにも使用できます。
心身のバランスを安定させてくれると言われており、冷静さを保ちつつ、活動したいときに最適です。
体への効能
静脈のうっ血や、リンパのうっ滞を流す効果があると言われているので、入浴時に使用することで疲労の回復、冷え性やむくみ、下肢のだるさなどに効果的です。
また抗菌、抗ウィルス、防カビなどの効果もあると言われているので、芳香浴やアロマスプレーなどで拡散し、空気の清浄に使用することで、アレルギー性鼻炎などの予防にも役立ちます。
肌への効能
ヒノキの精油には、育毛作用や抗菌作用、皮膚細胞活性作用があると言われており、脂性肌のや脂っぽくなりがちな頭皮のケアに役立ちます。
また消臭効果や防ダニ効果も期待できるので、ペットの被毛のケアやゲージの掃除などに使用するのもおすすめです。