近年スーパーフードとして注目されているヘンプシード。
体に必要な栄養素を豊富に含むヘンプシードからは、良質なオイルを抽出することができます。
今回はヘンプシードオイルの成分や効能、使い方などをご紹介します。
ヘンプシードオイルの特徴
ヘンプとは
ヘンプとはアサ科の植物の総称で、日本では麻として知られています。
生育の早い一年草で、非常に生命力が高く、約90日ほどで収穫することができます。
麻の歴史は古く、紀元前10000年前にはエジプトで麻が栽培され、麻袋が作られていました。
日本では、縄文時代から様々な形で利用されていたことがわかっています。
原産国は中央アジアで、現在では中国、カナダ、アメリカなどが主要な生産国であり、日本では栃木県が有名な生産地として知られています。
ヘンプシードオイルの特徴
ヘンプシードオイルは、麻の種子から抽出されます。
主に低温圧搾法という、熱を加えない方法で抽出されたオイルが流通しています。
色は深い緑色で、粘性は低く、サラッとしていて浸透性が高いオイルです。
未精製のヘンプシードオイルには、栄養素が豊富に含まれ、必須脂肪酸類もバランスよく含まれています。
ヘンプシードオイルの成分
主な成分
含有量% | ||
飽和脂肪酸類 | パルミチン酸 | 6 |
ステアリン酸 | 2 | |
モノ不飽和脂肪酸類 | オレイン酸 | 12 |
ポリ不飽和脂肪酸類 | リノール酸 | 55 |
リノレン酸 | 25 |
ヘンプシードオイルには、ポリ不飽和脂肪酸類が80%以上含まれているので、非常に酸化しやすいという特徴があります。
使用する際には、冷暗所で保管し、早めに使い切るなど注意が必要です。
ビタミン類はビタミンE、ビタミンA、ビタミンCなどが含まれています。
また、抗酸化作用のあるカンナビシンAという成分や、ミネラル類もバランスよく含まれています。
ヘンプシードオイルの効能
保湿力を高める
ヘンプシードオイルに含まれリノール酸は、肌への浸透性が高く、優れた保湿力があります。
角質の水分の蒸発を防ぎ、潤いやハリを保つのに役立ちます。
アトピーやアレルギーの緩和
ヘンプシードオイルにはα-リノレン酸とγ-リノレン酸がバランス良く含まれています。
γ-リノレン酸には、抗炎症作用があることがわかっており、ヨーロッパ諸国では、アトピー性皮膚炎の治療薬として使用されています。
α-リノレン酸との相乗効果で、肌の奥まで浸透し、慢性的な炎症を鎮めるのを助けてくれます。
肌の老化を予防する
ヘンプシードオイルに含まれる、ビタミンEやカンナビシンAには、優れた抗酸化作用があります。
肌の活性酸素を中和して、シミやシワなど、老化するのを防ぐのに役立ちます。
ヘンプシードオイルの使い方
フェイスオイル
毎日のフェイスケアの基礎化粧品として取り入れることにより、肌のトラブルや、老化の防止に役立ちます。
化粧水で肌を保湿した後に、適量を手に取り、肌に馴染ませます。
ボディオイル
栄養価の高いヘンプシードオイルは、ボディオイルにも向いています。
乾燥が原因の肌荒れや炎症を鎮め、肌を保護してくれます。
他のオイルや精油をブレンドして、お風呂上がりに適量肌に塗布します。
おすすめのヘンプシードオイル
マンディムーン ヘンプシードオイル
低温圧搾法で抽出された、有機栽培のヘンプシードオイル。
10ml、50ml、200ml、1L の4種類の容量があり、アルミパウチか、ボトルに入っているものか選べます。
【メール便200円】ヘンプシードオイル・未精製・オーガニック/50ml【天然 植物 麻の実 美容 オイル 乾燥肌 保湿 ストレッチマーク ケア アトピー エイジングケア 毛穴 マッサージ コールドプレス 低温圧搾 アレルギー かゆみ】 【メール便200円】ヘンプシードオイル・未精製・オーガニック/10ml【天然 植物 麻の実 美容 オイル 乾燥肌 保湿 ストレッチマーク ケア アトピー エイジングケア 毛穴 マッサージ コールドプレス 低温圧搾 アレルギー かゆみ】