学名 | Zingier officinale |
科名 | ショウガ科 Zingiber |
抽出部位 | 根茎 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | ジンジベレン 25〜35% β-セスキフェランドレン 5〜15% α-ビサボレン 5〜10% β-ビサボレン 〜5% α-クルクメン 〜10% カンフェン 5〜10% β-フェランドレン 5〜10% α-ピネン 〜5% リモネン 微量 |
主な作用 | 鎮静、催淫、強壮刺激、血流促進、駆風、健胃、抗カタル、鎮咳、抗炎症、抗菌、抗ウィルス、抗真菌 |
注意事項 | 皮膚刺激があるので、使用量に注意する 妊娠初期は使用を避ける |
ノート | ミドル |
ブレンドファクター | 2〜3 |
相性の良い精油 | オレンジ、カルダモン、ジャスミン、ネロリ、パイン、マヌカ、マンダリン、レモングラス、ローズウッド、ローズマリー、ユズ |
ジンジャーの特徴
ジンジャーは1mほどに成長する多年草で、日本ではショウガとして知られています。
ショウガ科の植物は、約50属1500種類が存在すると言われ、古くから中国やインドで栽培され、アジアからヨーロッパに伝わりました。
紀元前500年頃には、アジアの熱帯地方で感染症や消化不良の薬として使用されており、日本には2600年ほど前に渡来し、生薬として民間療法で利用されてきました。
精油は産地によって香りの特徴が多少異なります。
また多数の成分を含有しているので、他の精油とブレンドすることで相乗効果が期待できます。
ジンジャーの効果効能
心への効能
精神的に疲れ切ってしまい、無気力で何もやる意欲が湧かない時に、心を温め、正常な反応ができるように助けてくれると言われています。
また主要成分のジンジベレンには催淫作用があると言われており、性的な問題があるときにも使用できます。
無気力
ジンジャー、ベルガモット、ジャスミン
集中力
ジンジャー、カルダモン、ジュニパー、レモン、ローズマリー
体への効能
ジンジャーには消化促進作用があると言われており、胃腸の不調や食欲不振、吐き気、二日酔いなどに効果があると言われています。
中医学では体の湿気に十分に適応できないために起こる、下痢、リウマチ、関節痛、むくみ、冷えなどに使われます。
痛みやコリの症状の緩和には、希釈して塗布するのが効果的だと言われていますが、皮膚刺激に注意しましょう。
吐き気
ジンジャー、プチグレン、ペパーミント、レモン
消化不良
ジンジャー、バジル、ペパーミント、マジョラム、ラベンダー、レモン
関節痛
ジンジャー、イランイラン、ウィンターグリーン、ローレル