学名 | Cinnamomum camphora CT cineol |
科名 | クスノキ科 Cinnamomum属 |
抽出部位 | 葉 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | 1,8-シネオール 50〜60% α-ピネン 5〜10% サビネン 10〜15% α-テルピネオール 5〜10% 微量↓ β-ピネン リモネン β-ミルセン β-カリオフィレン α-ヒュムレン |
主な作用 | 鎮静、催眠、鎮痛、神経強壮、免疫刺激、去痰、抗カタル、鎮咳、うっ血除去、抗菌、抗ウィルス |
注意事項 | 妊娠初期は使用を避ける 妊娠中は注意して使用する |
ノート | トップ |
ブレンドファクター | 3 |
相性の良い精油 | タイム、ティーツリー、ユーカリ、ラベンダー、ローズマリー ※ほとんどの精油と調和しやすい |
ラヴィンツァラの特徴
ラベンサラはクスノキ科の広葉緑樹で、マダガスカルの中央東部の高地に自生しています。
ラベンサラには近縁種が10種類あり日本のクスノキも同じ仲間ですが、マダガスカルで育つと芳香が変わります。
マダガスカルでは野生種のRavensara aromaicaをラベンサラと呼び、Cinnamomum champhaをラヴィンツァラとして野生種と区別されています。
精油は1,8-シネオールが多く含まれるCinnamomum champhaから抽出されたものが一般的ですが、長い間ラベンサラと混同してされてきました。
ラベンサラの精油は抽出部位や成分も異なるため、購入の際には学名を確認しましょう。
ラヴィンツァラの効果効能
心への効能
ラヴィンツァラには優れた催眠作用があると言われており、ストレスや疲労で眠れない時に役立ちます。
また神経強壮作用や鎮静作用も期待できるので、精神的に疲労している時や、ショックな出来事があった時などに心身のバランスを整える助けになります。
体への効能
主成分である1,8-シネオールには免疫強化、去痰、抗ウィルスなどの作用があると言われており、ラヴィンツァラは風邪の引きはじめや呼吸器に症状があるときに使用されます。
また首や肩のこり、関節痛、足の疲れなどにはマッサージオイルに入れて使用します。
風邪やインフルエンザの予防対策に、芳香浴で使用するのもおすすめです。
風邪
ラヴィンツァラ、ティーツリー、ユーカリ、ラベンダー
インフルエンザ
ラヴィンツァラ、ベイローレル、ユーカリ、ラベンダー
肌への効能
抗菌、抗ウィルス作用があると言われており、感染症のリスクのある傷に使用されます。
帯状疱疹やヘルペスには綿棒を使って塗布するのが効果的だと言われています。