学名 | Caucus carota |
科名 | セリ科 Daucus属 |
抽出部位 | 乾燥させた種子 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | カロトール 30〜45% β-カリオフィレン 5〜15% α-ピネン 5〜15% サビネン 5〜18% 微量↓ 酢酸リナリル リモネン リナロール テルピネン-4-オール |
主な作用 | 神経強壮、強壮刺激、血圧上昇、抗貧血、肝臓強壮、膵臓強壮、腎臓強壮、肝細胞再生、皮膚細胞活性、抗菌、抗ウィルス |
注意事項 | 妊娠中は使用を避ける 香りが強いので、使用量に注意する |
ノート | ベース〜ミドル |
ブレンドファクター | 2 |
相性の良い精油 | オークモス、オレンジ、サンダルウッド、シダーウッド、ジュニパーベリー、シダー、ゼラニウム、ベチパー、ベルガモット、レモン、ローズマリー |
キャロットシードの特徴
キャロットシードはワイルドキャロットから採取される種子のことを指します。
ワイルドキャロットは草丈60〜80cmに成長する2年草で、和名でノラニンジンと呼ばれています。
ヨーロッパ、北アメリカ、南西アジアに生息しており、日本では北海道に生育しています。
この品種の根は食用にならず、精油は種子から抽出されます。
精油の色は淡黄色〜琥珀色で、土の匂いとグリーン調の香りが特徴的です。
産地によってカロトールの含有量か異なり、フランス産(30〜40%)よりもインド産(約70%)の方が多く含まれています。
キャロットシードの効果効能
心への効能
キャロットシードには神経を刺激、強壮する働きがあると言われており、心労で無気力、鬱状態の時に活力を与えてくれます。
また凝り固まった考えを解きほぐし、新しい視野を広げることを助けてくれます。
体への効能
解毒作用のある代表的な精油で、主に肝臓と腎臓の機能を調節して、働きを高めてくれると言われています。
リンパや静脈の流れを良くすることから、むくみや静脈瘤のある方、糖尿病やコレステロールの高い方、肥満気味の方に使用されています。
また甲状腺の機能を調整したり、低血圧、膀胱炎などの症状の緩和にも役立つと言われています。
肝臓の不調
キャロットシード、ペパーミント、ローズマリー・ベルベノン
肌への効能
皮膚の再生や、細胞を活性化させる働きがあると言われており、肌の老化防止やくすみ、しわなどのケアに役立ちます。
日々のスキンケアに使用することにより、肌を明るく保ち、引き締める効果が期待できます。