学名 | Citrus bergamia |
科名 | ミカン科 Citrus属 |
抽出部位 | 果皮 |
抽出方法 | 圧搾法 |
主要成分 | リモネン 30〜40% γ-テルピネン 2〜10% リナロール 10〜30% 酢酸リナリル 30〜40% ベルガプテン ベルガモッチン ベルガプートル |
主な作用 | 精神高揚、鎮静、精神安定、抗うつ、抗けいれん、駆風、消化促進、抗菌、 抗ウィルス、抗真菌、解熱 |
注意事項 | 光毒性が強いため、塗布後は5〜6時間紫外線を避ける |
ノート | トップ |
ブレンドファクター | 4 |
相性の良い精油 | イランイラン、カモミール・ローマン、クラリセージ、サイプレス、サンダルウッド、 真正ラベンダー、スィート・オレンジ、スペアミント、ネロリ、パチュリ、プチグレン、マジョラム、メリッサ、レモン、レモングラス、ローズマリー、ユーカリ・ラジアータ |
ベルガモットの特徴
ベルガモットは4mほどに成長する常緑樹で、やや小ぶりの丸い実をつけます。
果実は酸味や苦味が強く、薬用以外には利用されませんが、果皮から抽出される精油は、アールグレーティーの香りづけや、オーデコロンの香料として古くから利用されてきました。
精油は冬から春にかけて収穫された果実の果皮から抽出されますが、時期により色や香り、成分が異なります。
ベルガモットに含まれるフクロマリン類(ベルガプテン、ベルガモッチン)は、低濃度でも光毒性があり使用に注意が必要です。
近年ではフクロマリン類を取り除いたフクロマリンフリーの精油(FCF)も販売されています。
ベルガモットの効果効能
心への効能
ベルガモットは神経を鎮静し、バランスを整えてくれるといわれており、ストレスを緩和して明るい気持ちになることを助けてくれます。
また精神疲労や不眠などの症状の緩和にも有効なので、1日の終わりにアロマバスや芳香浴で使用するのもおすすめです。
リラックス
①ベルガモット、マンダリン、ネロリ、サンダルウッド
②ベルガモット、マンダリン、ネロリ、パチュリ
安眠
ベルガモット、真正ラベンダー、フランキンセンス
体への効能
ベルガモットは消化器系の働きを強化するといわれており、特に神経性の胃腸の問題があるときに役立ちます。
食欲調整作用もあるといわれているので、食欲不振や過食など、食生活上の問題の助けになります。
精神的に負荷がかかった時に起こりやすい便秘、下痢などの症状があるときに使用するのもおすすめです。
また強い抗ウィルス作用を持つといわれているので、呼吸器系や泌尿器系の感染症にも役立ちます。
胃腸のトラブル
ベルガモット、ネロリ、フェンネル、プチグレン
肌への効能
抗菌作用や抗ウィルス作用があり、特に口唇ヘルペスや帯状疱疹に効果があるといわれています。
消臭効果も認められているので、デオドラントローションに加えて使用するのもおすすめです。
帯状疱疹
ベルガモット、カモミール・ローマン、ティーツリー、ラベンサラ、
ユーカリ(ラジアータ、グロブルス