学名 | Citrus aurantium |
科名 | みかん科 Citrus属 |
抽出部位 | 花 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | リナロール 40〜70% ゲラニオール 2〜5% α-テルピネオール 微量 リモネン 5〜20% 酢酸リナリル 5〜15% 酢酸ゲラニル 〜5% アンスラニル酸メチル 微量 ネロリドール 微量 |
主な作用 | 鎮静、自律神経調整、抗うつ、抗不安、神経強壮、精神安定、抗けいれん、催淫、 皮膚細胞活性、抗菌、抗ウィルス |
注意事項 | 集中したい時は避ける |
ノート | ミドル |
ブレンドファクター | 2 |
相性の良い精油 | オレンジ、ベルガモット、カモミール・ローマン、カルダモン、サイプレス、 サンダルウッド、スペアミント、ティーツリー、パチュリ、フランキンセンス、プチグレン、マンダリン、メリッサ、ラベンダー、ローズオットー、ローズウッド、ユーカリ、 |
ネロリの特徴
ネロリの精油はビターオレンジの花から抽出される精油です。
ビターオレンジの木は高さ4〜5mに成長する常緑小木で、初夏に花を咲かせます。
ビターオレンジの木は花を咲かせるまでに4年以上かかり、1000kgの花から1kgしか精油が抽出できないことから、ネロリの精油は大変貴重で、高価です。
抽出時に一緒に生産される芳香蒸留水も利用価値が高く、お菓子の材料や、化粧品として利用されています。
ネロリの効果効能
心への効能
ネロリの精油は鎮静作用や抗うつ作用があるといわれており、自律神経が乱れて、心身の不調があるときにおすすめです。
不安な気持ちを鎮め、リラックスしたい時に役立ちます。
神経衰弱
ネロリ、レモンバーベナ、クローブ、プチグレン
リラックス
ネロリ、ベルガモット、マンダリン、サンダルウッド
体への効能
特徴成分であるネロリドールには、女性ホルモン様作用があるといわれており、更年期障害や月経前の不調におすすめです。
また神経性の胃痛、ストレス性の腸疾患、不眠など神経系に起因する不調を緩和する助けにもなります。
月経前の不調
ネロリ、スウィート・オレンジ、マジョラム、プチグレン
肌への効能
皮膚の細胞成長促進作用があるといわれており、老化した肌や、敏感肌の方のスキンケアにおすすめです。
シミや色素沈着、くすみ、妊娠線の予防などに役立ちます。