肌に良い成分を豊富に含み、美容オイルとして人気のイブニングプリムローズオイル。
日本では月見草油として知られています。
今回はイブニングプリムローズオイルの成分や効能、使い方などをご紹介します。
イブニングプリムローズオイルの特徴
イブニングプリムローズとは
イブニングプリムローズとは、和名では「メマツヨイグサ」または「月見草」として知られている植物です。
アカバナ科マツヨイグサ属の2年草で、高さ30〜60cmほどになり、一夜限りの美しい花を咲かせます。
原産地は北アメリカで、1619年にヨーロッパに渡ってから、地中海地方や英国でも栽培されています。
日本には江戸時代に観賞用として伝わりましたが、同時に伝わったマツヨイグサに比べて繁殖力が弱かったため、現在では非常に希少な植物です。
イブニングプリムローズオイルの特徴
イブニングプリムローズオイルは種子から抽出されます。
熱を加えない、低温抽出法で抽出されたオイルが多く流通しています。
色は薄い黄色をしており、独特な香りがあり、質感は重めです。
単独での使用には向かないため、他のキャリアオイルに5〜20%程ブレンドして、使用するのがお勧めです。
イブニングプリムローズオイルに含まれる脂肪酸類は、80%以上がポリ(多価)不飽和脂肪酸類で、非常に酸化しやすいという特徴があります。
劣化や酸化を防ぐためにも、開封後は冷暗所に保存するなど、取り扱いに注意が必要です。
イブニングプリムローズオイルの成分
主な成分
含有量% | ||
飽和脂肪酸類 | パルミチン酸 | 6.5 |
ステアリン酸 | 1.3 | |
アラキン酸 | 0.3 | |
モノ不飽和脂肪酸類 | エイコセン酸 | 0.2 |
ポリ不飽和脂肪酸類 | リノール酸 | 72(65-75) |
α-リノレン酸 | 0.2 | |
γ-リノレン酸 | 9.5(8-10.5) |
イブニングプリムローズオイルに含まれる脂肪酸類は、80%以上がポリ不飽和脂肪酸類です。
リノール酸や、リノレン酸は必須脂肪酸類として分類されていますが、人間の体内で生成することのできない貴重な成分です。
イブニングプリムローズオイルの効能
肌を柔らかく保つ
イブニングプリムローズオイルに含まれるリノール酸には、肌を柔らかく保つ働きがあります。
素早く肌に浸透して、角質からの水分の蒸発を防ぎます。
シミの予防
リノール酸にはシミの元になる、メラニンの生成を抑制する働きがあります。
メラニンの合成に関わる、シロチナーゼの活性を抑制し、しみを予防するのに役立ちます。
皮膚のバリア機能を高める
イブニングプリムローズオイルに含まれるγ-リノレン酸は肌のバリア機能を高める働きが期待できます。
肌の水分を保ち、乾燥や炎症などから肌を保護してくれます。
イブニングプリムローズオイルの使い方
フェイスオイル
イブニングプリムローズオイルは、植物油の中でもγ-リノレン酸を多く含む貴重なオイルです。
他のオイルとブレンドして、毎日のスキンケアに取り入れるのがお勧めです。
シワやシミなどのケアに最適です。
経口摂取(サプリメント)
イブニングプリムローズオイルに含まれるγ-リノレン酸は、アトピー性皮膚炎やアレルギーの緩和に効果があると言われています。
γ-リノレン酸は、体内で炎症を抑える働きをするプロスタグラジンを作る材料になるのですが、食事から摂取することが難しく、イブニングプリムローズオイルは食用油としても使用出来る事から、サプリメントが多く流通しています。
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キャリアオイル 生活の木 有機 月見草オイル (イブニングプリムローズオイル) 25ml オーガニックカフェドサボン イブニングプリムローズオイル
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安価なので、お試しにお勧めです。
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