学名 | Mentha spicata |
科名 | シソ科 |
抽出部位 | 葉 花 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主要成分 | ℓ-カルボン 60〜70% リモネン 1,8-シネオール ミルセン 酢酸カルベニル t-ディハイドロカルボン 酢酸ディハイドロカルベニル |
主な作用 | 去痰、抗炎症、鎮静、鎮痙、抗カタル、駆風、消化促進、高揚、神経刺激、抗菌、抗ウィルス、発汗 |
注意事項 | 妊娠中は長期間使用しない 幼児は使用に注意する 敏感肌の方は、皮膚刺激に注意する |
ノート | トップ |
ブレンドファクター | 3 |
相性の良い精油 | ウィンターグリーン、カルダモン、グレープフルーツ、スィートオレンジ、タイム、バジル、ペパーミント、ベルガモット、ライム、ラベンダー、レモン、レモンバーベナ、ローズマリー |
スペアミントの効果効能
スペアミントは草丈1mほどに成長する、シソ科の多年草です。
ミントは自然交配しやすく、多くの変種や種類がありますが、スペアミントは原種に近い種で、ペパーミントはスペアミントとウォーターミントの交配種だと言われています。
葉先が尖っているので、スペア(槍)が名前や学名(spicata)の語源とされています。
日本で使用されている精油は大きく分けて、スペアミント、ペパーミント、在来種の日本薄荷ですが、スペアミントは他の2つの比べて香りや作用も穏やか。
また精油の成分もペパーミントや日本薄荷はメントールが主成分ですが、スペアミントはカルボンが主成分であるという違いもあります。
清涼感なる中にも甘味のある香りで、歯磨き粉やお菓子などに多く使用されています。
スペアミントの効果効能
心への効能
スペアミントのすっきりとした香りは、頭をクリアに保ち、集中力を高めてくれると言われています。
また中枢神経を刺激して活性化してくれると言われており、精神疲労や落ち込んでいる時に使用されます。
鎮静と活性の両方の作用を持ち合わせているので、不安や緊張でストレスがある時などにもおすすめです。
神経過敏
スペアミント、カモミールローマン、ラベンサラ
体への効能
消化器の働きを高める作用に優れていると言われており、消化不良、食欲不振、吐き気などの症状がある時に使用されます。
二日酔いや乗り物酔いで吐き気がある時は、香りを吸入することで症状の緩和が期待できます。
また呼吸器に不調があるときは、蒸気吸入が効果的だと言われています。
口臭や歯肉炎の予防に、少量歯磨きペーストに加えるのもおすすめです。
口腔ケア
スペアミント、クローブ、ティーツリー
肌への効能
スペアミントには鎮静、抗炎症作用があることから、痒みを伴う皮膚炎に効果があると言われています。
また抗菌作用があり、清涼感のある香りなので、デオドラントローションに加えて使用するのもおすすめです。